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2020年6本目ジャージー・ボーイズ inコンサート

いつかこのブログを自分が読み返したときに、この日のことはやっぱり記録に残しておきたいなと思うので、書いておくことにしました。 本来は帝国劇場で再演され、その後ツアーも回る予定だったジャージー・ボーイズ。 が、コロナで全て中止。 演出が藤田俊太郎さんになり、帝劇でどんなジャージーを見せてくれるのかと思っていた矢先、残念だけど仕方ないなと思いかけていたとき、 このコンサートの話を知りました。 たまたまこの日なら行ける、と思って買ったチケットは、 皮肉にも帝劇再開の初日となりました。 本当は数日前から再開させる予定だったところ、会社から陽性者が出てしまい、数公演が無観客配信のみとなりました。 実は昨日は、シアタークリエでの公演が開演1時間前に中止を発表。 出演者に体調不良者が出たという理由でした。 本当に1回1回の観劇が奇跡、という文字通りの時代になってしまいましたね・・・ 話がずれてしまいましたが、そんな中で迎えた帝劇再開の日。 感想は、ただただ最高だった! 「この公演を見れてよかった」と思うことは、今までも何度かあったけれど、 「生きててよかった」大袈裟ではなくそう思えた公演は初めてだったかも。 生演奏の振動と客席からの拍手。これだけはどうしても劇場でしか味わえないものですよね。      本当に幸せな時間だなと思いながら見ていました。 あとはジャージー・ボーイズという作品性が生かされていて、コンサート版も違和感なかったです。 うまくダブルキャストを使い、適宜ジャージー舞台版ならではのカメラを使っていました。 ただ一方で、見ながら「本来は何十公演もここで本編をやっていたのか」「藤田さんにも出演者にも、帝劇でこうゆうジャージーを見せたい、そうゆう構想があったろうに」とかそうゆう思いがこみ上げて来たのも事実。 そして、見に行く方も舞台に立つ方も、「命がけ」となってしまった恐怖。 だれもが重症化してしまう、正式なワクチンも無いこの状況では、「命がけ」というのは大袈裟ではないなぁと思ってしまう。 1回1回の公演が奇跡。 でもきっと劇場にしか生み出せない感動があることも事実。 そう信じてこれからの時代、見えない恐怖と共存いていかなければいけないんだなと心改めた1日にでした。